今回はMLBのカンザスシティ・ロイヤルズに所属するサルバドール・ペレスについてご紹介します。
サルバドール・ペレスのプロフィール
サルバドール・ペレス・ディアス(Salvador Pérez Diaz)は1990年5月10日生まれのベネズエラ出身です。2024年現在、MLBのカンザスシティ・ロイヤルズに所属する右投右打のキャッチャーです。背番号は13。
2020年にアメリカに帰化しており、ベネズエラとアメリカの二重国籍です。
ファンからはエルニーニョという愛称で親しまれており、これはスペイン語で「坊や」という意味の言葉です。2011年のメジャーデビューの際にチームメイトからエルニーニョと呼ばれたことから、このあだ名が定着しました。
サルバドール・ペレスのプレースタイル
身長が190センチとキャッチャーの中では大きい選手ですが、俊敏な守備と強肩でゴールドグラブ賞を5回も受賞しています。
バッティング面では、そこそこの打率を残しつつ、長打も多くキャッチャーとしてはかなり優秀です。ただ、かなり積極的に打ちに行く選手なので四球が選べず出塁率は高くありません。
サルバドール・ペレスの成績
メジャーリーグで10年以上活躍を続ける選手ですので、全ての成績を並べるだけではなく、重要なシーズンに絞って成績をご紹介します。
2006年にアマチュアFAでカンザスシティ・ロイヤルズと契約を結びプロ入りします。
数年間マイナーリーグで経験を積んだ後、2011年にメジャーデビューしました。このシーズンは39試合に出場し、打率.331、3本塁打、21打点、OPS.834という成績でした。
2012年シーズンはケガの影響もあり、出場試合数は伸ばせませんでしたが、72試合に出場し、打率.301、11本塁打、39打点、OPS.798という成績を残しました。守備でもリーグ1位の盗塁阻止率(42%)を記録しています。
2013年シーズン前には第3回WBCにベネズエラ代表に選出されています。この年、初めて規定打席に到達しました。138試合に出場し打率.292、13本塁打、79打点、OPS.757という成績を残し、オールスター出場とゴールドグラブ賞を獲得しています。
2014年も活躍を続けます。150試合に出場し打率.260、17本塁打、70打点、OPS.692でオールスター出場、ゴールドグラブ賞を獲得し、オフには日米野球のMLB選抜に選出されました。
2017年シーズン前には第4回WBCにベネスエラ代表として出場しました。シーズンでは129試合に出場し打率.268、27本塁打、80打点、OPS.792という成績でした。
2019年にトミー・ジョン手術を受けシーズンを全休しました。
2020年シーズンは新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。自身もコロナの影響を受けながらも最終的に37試合に出場し打率.333、11本塁打、32打点、OPS.986と好成績をおさめました。オールスターゲーム出場、カムバック賞、シルバースラッガー賞を獲得しています。
2021年シーズンは好調で、161試合に出場し打率.273、48本塁打、121打点、OPS.859で本塁打王と打点王を獲得しました。この年は大谷翔平選手とのHR王争いが日本でも話題になりました。
2023年シーズン開幕前に開催された第5回WBCのベネズエラ代表に選出されました。
サルバドール・ペレスの契約、年俸
2021年にカンザスシティ・ロイヤルズと4年総額8200万ドル(約90億円)で契約しています。
サルバドール・ペレスのミット
サルバドール・ペレスはオールスターのキャッチャーミットを使用しています。
サルバドール・ペレスのバット
サルバドール・ペレスはマルッチのバットを使用しています。
日本で同じモデルを購入できるところが見つかりませんでしたので、デザインが一番近いものを紹介しておきます。
サルバドール・ペレスのユニフォーム
サルバドール・ペレスのスパイク
サルバドール・ペレスはニューバランスのスパイクを使用しています。
サルバドール・ペレスのバッティング手袋
サルバドール・ペレスはフランクリンのバッティング手袋を使用しています。