今回はメジャーリーグ(MLB)で迷彩の帽子(キャップ)が使用される理由について解説していきます。
メジャーリーグ(MLB)で迷彩の帽子が使用される理由
メジャーリーグで迷彩の帽子が使用されるのは、兵役中に亡くなった人を追悼するためです。
アメリカでは5月の最終月曜日が戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)とされており、アメリカの人はこの日に戦争で亡くなった方のお墓を訪れたり、パレードを行ったりして戦没者を称えます。
メジャーリーグではこの日に迷彩柄をイメージしたキャップやユニフォームを着て試合を行うのが慣例となっています。ただのイベントではなく、きっちりとした意味があって行われているのですね。
2018年のメモリアルデーの映像をMLBが公開していますのでご紹介しておきます。
メジャーリーガーが迷彩の帽子をかぶっている様子
次に実際に大リーグの選手が迷彩柄のキャップを使用している様子をご紹介します。
ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ)とトレバー・バウアー(元ロサンゼルス・ドジャース)の画像です。
ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ)
トレバー・バウアー(元ロサンゼルス・ドジャース)
選手によってはストッキングやスパイクなども特別仕様で用意している場合もあります。楽しいですね。
メジャーリーグ(MLB)で使用されている迷彩の帽子【ニューエラ】
メジャーリーガーが使用する帽子はNEW ERA(ニューエラ)という会社が販売しているものになります。
公式に販売されているメモリアルデー仕様(迷彩柄)のキャップもありますのでご紹介します。
実際に選手が使用しているキャップはニューエラの中でも59FIFTYというシリーズのものです。つばが真っ直ぐになっているため、普段使いで使用するにはファッション的に合わせにくいという方もいるかと思います。
そんな方のためにニューエラから出ている9FORTYという別のシリーズのキャップがあります。つばが少しカーブしているため普段使いしやすいデザインになっています。
9FORTYの中でもメモリアルデー仕様(迷彩柄)のものをご紹介します。
メジャーリーグはユニフォームも多種多様
今回はメジャーリーグ(MLB)で迷彩の帽子(キャップ)が使用される理由について解説しました。
戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)のキャップも特徴的ですが、大リーグのユニフォームには他にも様々なデザインのユニフォームやキャップがあります。以下の記事でもご紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
今度試合やメジャーリーグのニュースをみる際にはぜひ帽子やユニフォームのデザインにも注目してみてくださいね。