今回ご紹介するのはMLBのニューヨーク・ヤンキースに所属するジャンカルロ・スタントンです。
スタントンのプロフィール
ジャンカルロ・クルーズ=マイケル・スタントン(Giancarlo Cruz-Michael Stanton)はアメリカ・カリフォルニア出身の1989年11月8日生まれです。2024年現在、MLBのニューヨーク・ヤンキースに所属する右投右打の外野手です。背番号は27。
2010年から2年間は登録名をマイク・スタントンとしていました。
スタントンのプレースタイル【MLB屈指のパワーヒッター】
MLB屈指のパワーを誇る長距離砲です。スタットキャスト導入後、史上最速の121.7mph(約196km)の本塁打を記録しています。
そのパワーと引き換えに三振も多く、ニューヨーク・ヤンキースのシーズン三振数の球団記録を持っています。
強肩ですが、ケガの影響で近年はDHに回ることが多いです。
スタントンの成績【WBCにも出場】
プロ入り前から野球、アメリカンフットボール、バスケットボールの3競技で活躍していたため、どの競技でプロに進むのか注目を浴びていました。そんな中、2007年のMLBドラフトで2巡目(全体76位)でフロリダ・マリーンズから指名を受け、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせます。
マイナー時代にはその期待の高さから、ボストン・レッドソックスに所属していた大スターのマニー・ラミレスの獲得を計画していた時に相手からスタントンを指名したという話があります。(トレード自体は実現しなかった)
2010年にメジャーデビューし、新人最多の22本塁打を記録し大活躍しレギュラーを獲得しました。この年、100試合に出場し打率.259、22本塁打、59打点、5盗塁、OPS.833という成績を残しました。
2011年、2012年とケガがありながらも30本塁打以上を記録しました。
2013年は第3回WBCにアメリカ代表として出場しています。
2014年にはシーズン終盤に顔面に死球を受け骨折しました。以降の試合を欠場しました。それでも37本塁打を記録し、自身初の本塁打王を獲得しました。この年、シルバースラッガー賞とハンク・アーロン賞も受賞しています。この年の終わりに北米プロスポーツ史上最高額となる総額3億2500万ドル+出来高の13年契約を結びました。
2015年、2016年はゲガに悩まされ出場試合数を落とします。
2017年は第4回WBCにアメリカ代表として出場しました。この年のシーズンでは159試合に出場し打率.281、59本塁打、132打点、OPS1.007を記録しました。本塁打王、打点王を獲得し、ナ・リーグのシーズンMVPを受賞しました。この年の終わりにニューヨーク・ヤンキースにトレードされました。
ニューヨーク・ヤンキースに加入後初めてのシーズンとなった2018年でしたが、158試合に出場し打率.266、38本塁打、100打点、OPS.852を記録し活躍しました。またこのシーズン中、スタットキャスト導入後、史上最速の121.7mph(約196km)の本塁打を放ちました。
2019年、2020年シーズンはケガに悩まされあまり試合に出れていません。
2023年は101試合に出場し打率.191、24本塁打、60打点、OPS.695と低調なシーズンに終わりました。
スタントンの契約、年俸
スタントンは2014年オフにマイアミ・マーリンズと結んだ契約が13年総額3億2500万ドル(約373億7500万円)でプレーしています。ニューヨーク・ヤンキース移籍にともない、この契約金額の大部分ははニューヨーク・ヤンキースが引き継いでいます。
スタントンのグローブ
スタントンはローリングスのグローブを使用しています。
スタントンのバット
スタントンはマルッチのバットを使用しています。
全く同じモデルは見つからなかったので、日本で購入できるものの中からデザインが近いものを紹介しておきます。
スタントンのスパイク
スタントンはナイキのスパイクを使用しています。
スタントンのバッティング手袋
スタントンはナイキのバッティング手袋を使用しています。