今回はMLBのフィラデルフィア・フィリーズに所属するトレイ・ターナーについてご紹介します。
トレイ・ターナーのプロフィール
トレイ・バンス・ターナー(Trea Vance Turner)はアメリカ・フロリダ出身の1993年6月30日生まれです。2024年現在、MLBのフィラデルフィア・フィリーズに所属する右投右打の内野手(主にショート、セカンド)です。背番号は7。
ファンからはトリプルTという愛称で呼ばれています。
トレイ・ターナーのプレースタイル
MLBの中でもトップクラスの俊足が武器の選手です。Youtubeでトレイ・ターナーと検索すると走力に関する動画がたくさん出てきます。
ご紹介している動画は、話題になったスムーズ過ぎるスライディングの動画です。まるで氷の上を滑っているような滑り込みです。
もともと高打率のバッターでしたが、近年では20本塁打以上をマークするシーズンが多くなってきておりパワーもつけてきています。
トレイ・ターナーの成績
2011年のMLBドラフトで20位(全体602位)でピッツバーグ・パイレーツから指名されましたが、進学しました。大学時代の2013年には第39回日米大学野球選手権大会のメンバーに選ばれ来日しています。
2014年のMLBドラフトで1位(全体13位)でサンディエゴ・パドレスから指名されてプロ入りしました。
2015年にトレードでワシントン・ナショナルズに移籍しました。この年、メジャーデビューを果たしました。
2016年にはセンターやセカンドで起用されるようになります。最終的に73試合に出場し、打率.342、13本塁打、40打点、33盗塁、OPS.937と好成績をおさめ、新人王の投票で2位になっています。
2017年シーズンはショートでの起用が増えましたが、ケガによる長期離脱が響き、出場試合数がのびませんでした。98試合に出場し、打率.284、11本塁打、45打点、46盗塁、OPS.789という成績を残しています。また、サイクルヒットを達成しています。
2018年シーズンはショートのレギュラーとして全試合に出場します。この年、打率.271、19本塁打、45打点、43盗塁、OPS.760でした。盗塁王に輝いています。
2020年は新型コロナウィルスの影響により、短縮シーズンとなりました。59試合に出場し、打率.335、12本塁打、41打点、12盗塁、OPS.982でした。
2021年シーズン中にトレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍しました。シーズン通算で148試合に出場し、打率.328、28本塁打、77打点、32盗塁、OPS.911をマークしました。首位打者と盗塁王に輝いています。
2022年シーズンは160試合に出場し、打率.298、21本塁打、100打点、27盗塁、OPS.809をマークしました。自身初となるシルバースラッガー賞を獲得しています。シーズン終了後にFAとなりフィラデルフィア・フィリーズへ移籍しました。
2023年シーズン開幕前に開催された第5回WBCのアメリカ代表に選出されました。シーズンでは155試合に出場し、打率.266、26本塁打、76打点、30盗塁、OPS.778でした。シーズンを通じて盗塁死なしで30盗塁を成功させています。
トレイ・ターナーの契約、年俸
2021年は1300万ドル(約13億円)で契約しています。
トレイ・ターナーのグローブ
トレイ・ターナーはローリングスのグローブを使用しています。
トレイ・ターナーのバット
トレイ・ターナーはマルッチのバットを使用しています。
全く同じモデルは見つからなかったので、日本で購入できるものの中からデザインが近いものを紹介しておきます。
トレイ・ターナーのスパイク
トレイ・ターナーはアディダスのスパイクを使用しています。