タイラー・グラスノーのプロフィール
タイラー・アレン・グラスノー(Tyler Allen Glasnow)は1993年8月23日生まれのアメリカ・カリフォルニア出身です。2024年現在MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属する右投左打のピッチャー(主に先発)です。背番号は31。
タイラー・グラスノーのプレースタイル
2メートル超の長身から投げ下ろす最速160キロのフォーシームと、縦に大きく変化するカーブ、スライダーのコンビネーションで投球を組み立てます。
デビュー当時はコントロールに課題を抱えていましたが、近年改善してきています。
ケガが多い投手ですが、健康にマウンドに上がることができればメジャーでもトップクラスの奪三振能力をもっています。
タイラー・グラスノーの成績
2011年のMLBドラフト5巡目(全体152位)でピッツバーグ・パイレーツから指名されてプロ入りしました。
約4年をマイナーリーグで過ごした後、2016年にメジャーデビューしました。この年7試合に登板(4先発)し0勝2敗で防御率4.24、WHIP1.50という成績でした。
2017年シーズン前にはMLB.comのプロスペクトランキングで9位に選ばれるなど、高い期待を受けていますが、15試合に登板(13先発)し2勝7敗で防御率7.69、WHIP2.02という成績に終わりました。
2018年にトレードでタンパベイ・レイズへ移籍しました。先発ローテーションに定着しますが、45試合に登板(11先発)し2勝7敗で防御率4.27、WHIP1.27というイマイチな結果でした。
2019年はケガでシーズン途中離脱したため登板数を大きく減らしますが、成績を大きく向上させた1年になりました。12試合に登板(12先発)し6勝1敗で防御率1.78、WHIP0.89という好成績をおさめました。
2020年は新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。最終成績は11試合に登板(11先発)し5勝1敗で防御率4.08、WHIP1.13とチームの中心投手として活躍しました。この年リーグトップの奪三振率14.28を記録した一方で、リーグワーストの7暴投も記録。
2021年は初の開幕投手をつとめますが、シーズン途中にトミージョン手術を受けることが発表され、シーズンを終了しました。2022年もこの手術が影響し、ほとんどプレーしていません。
2023年は21試合に登板し10勝7敗で防御率3.53、WHIP1.08をマークしました。シーズン終了後にトレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍しました。
タイラー・グラスノーの契約、年俸
2023年にロサンゼルス・ドジャースと5年総額1億3650万ドル(約約194億円)で契約しています。
タイラー・グラスノーのグローブ
タイラー・グラスノーはローリングスのグローブを使用しています。
全く同じモデルは見つからなかったので、日本で購入できるものの中からデザインが近いものを紹介しておきます。
タイラー・グラスノーのスパイク
タイラー・グラスノーはニューバランスのスパイクを使用しています。