今回ご紹介するのはMLBのデトロイト・タイガースに所属するハビアー・バエズです。
バエズのプロフィール
エドネル・ハビアー・バエズ(Ednel Javier Báez)。1992年12月1日生まれのプエルトリコ出身。2024年現在、MLBのデトロイト・タイガースに所属している右投右打の内野手です。背番号は28。
MLBの中でも人気の選手でゲームのカバーにも使われたりしています。
バエズのプレースタイル【タッチ避けやホームスチールも】
ニックネームとして魔術師(El Mago)と呼ばれることも多いバエズ。その由来は高い身体能力から繰り出される、他の人には真似できないような独創的なプレーの数々からきています。
まずは守備ですが、強靱なリストを活かした送球が特徴です。またボールをキャッチしてからランナーにタッチするまでが異常に速く、盗塁を防ぐのが難しいタイミングでもタッチの速さでアウトにすることがあります。
現在はショートで固定されていますが、もともとユーティリティーとして内野の様々なポジションをこなしており、とても器用です。
次に走塁です。盗塁自体はそれほど多くないものの足は速いです。
タッチを避けるのが上手く、確実にアウトのタイミングでもタッチをかいくぐってセーフにしてしまうことがあります。タッチを避けるプレーだけでまとめ動画が作成されるレベルです。
最後にバッティングですが、近年大きく成績を落としておりリーグでも下位の指標が多いです。
バエズの成績【WBCにも出場】
2014年にデビューしてから2年ほどはレギュラーが固まっていたこともあり試合数が伸びませんでした。
2017年に開催された第4回WBCにプエルトリコ代表として参加し、大会最優秀二塁手に選出されています。ちなみにニューヨーク・メッツに所属しているフランシスコ・リンドーアとは幼馴染で、この大会で二遊間を組んでいます。
2018年には打点王、シルバースラッガー賞を獲得し、シーズンMVPの投票でも2位に入っています。
2019年はシーズン序盤好調だったものの、ケガの影響で調子を落とし最終的には138試合に出場し打率.281、29本塁打、85打点、OPS.847という成績でした。
2020年は新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。この年、59試合に出場し打率.203、8本塁打、24打点、OPS.599と成績を大きく落としました。
2021年シーズン途中にトレードでニューヨーク・メッツへ移籍しました。シーズンオフにFAとなりデトロイト・タイガースに移籍しました。
2022年シーズンは144試合に出場し打率.238、17本塁打、67打点、OPS.671でした。
2023年シーズン前に開催された第5回WBCのプエルトリコ代表に選出されました。シーズンでは前年に続き低調で、最終的に136試合に出場し打率.222、9本塁打、59打点、OPS.593という成績に終わりました。
バエズの契約、年俸
2022年に6年1億4000万ドル(約168億円)で契約しています。
バエズのグローブ
バエズはローリングスのグローブを使用しています。同じモデルは販売されていないので形やデザインが似ているカルロス・コレアモデルのグローブを紹介します。
少し前まではSSKのグローブも使用していました。
バエズのバット
バットもSSKを使用しており、アメリカではバエズモデルのバットも発売されています。
残念ながら日本では取り扱いがないため、現地から取り寄せる必要があります。
バエズのスパイク
バエズはナイキのスパイクを使用しています。複数のデザインを同時に使っているようで、写真によって使用しているスパイクが異なります。