今回はMLBのシカゴ・カブスに所属していたアンドレルトン・シモンズについてご紹介します。
シモンズのプロフィール
アンドレルトン・A・シモンズ(Andrelton A. Simmons)は1989年9月4日生まれのオランダ領アンティルのキュラソー島出身です。MLBのシカゴ・カブスに所属していた右投右打の内野手(主にショート)です。2023年に現役を引退しました。
キュラソー島といえば現在NPBの福岡ソフトバンクホークスに所属しているウラディミール・バレンティン選手や、元東北楽天ゴールデンイーグルスにも所属したメジャー通算1933安打、434本塁打、ゴールデングラブ賞10回を記録しているアンドリュー・ジョーンズ選手の出身地として知られています。
シモンズ自身もアンドリュー・ジョーンズ選手に憧れて育ったと語っています。
ファンからは愛称で「シンバ」と呼ばれています。
シモンズのプレースタイル
広い守備範囲と、学生時代に投手で157キロを計測した強肩で、メジャーリーグでもトップクラスの守備を誇るショートです。
バットに当てる技術は高く打率も残せますが、全体的に荒めな印象です。
シモンズの成績
2010年、当時大学生だったシモンズはMLBドラフト2巡目(全体70位)でアトランタ・ブレーブスに指名されてプロ入りしました。
2012年にメジャーデビューし、ケガでの離脱がありながらも、6月のルーキー・オブ・ザ・マンスに選ばれるなど活躍しました。最終的に49試合に出場し打率.289、3本塁打、OPS.751という成績でした。
2013年シーズン前に開催された第3回WBCのオランダ代表に選出されました。シーズンでは157試合に出場し打率.248、17本塁打、OPS.692でした。また守備防御点(DRS)で史上最高値の+41を記録しゴールドグラブ賞、プラチナ・ゴールド・グラブ、フィールディング・バイブル・アワードを受賞しました。
2015年シーズン終了後にトレードでロサンゼルス・エンゼルスに移籍しました。
2017年はシーズン前に開催された第4回WBCのオランダ代表に選出されました。シーズンでは158試合に出場し打率.278、14本塁打、OPS.752でした。守備では3度目のゴールドグラブ賞を受賞し、両リーグでのゴールドグラブ賞獲得となりました。
2020年シーズン後にFAとなり、2021年にミネソタ・ツインズと契約を結んでいます。
2022年はシカゴ・カブスと契約しています。
2023年に現役を引退しました。
シモンズの契約、年俸
2022年にシカゴ・カブスと単年400万ドル(約4億円)で契約しています。
シモンズのグローブ
シモンズはミズノのグローブを使用しています。
シモンズのバット
シモンズはオールドヒッコリーのバットを使用しています。
シモンズのスパイク
シモンズはアディダスのスパイクを使用しています。
シモンズのバッティング手袋
シモンズはアディダスのバッティング手袋を使用しています。