今回はMLBのデトロイト・タイガースに所属する前田健太についてご紹介します。
前田健太投手のプロフィール
前田健太は大阪府泉北郡出身の1988年4月11日生まれです。2024年現在、MLBのデトロイト・タイガースに所属する右投右打の投手です。
ファンからはマエケンという愛称で呼ばれています。
2012年にアナウンサーの成嶋早穂さんと結婚しており、2人の子供がいます。
Twitterやインスタグラム、Youtubeでの発信も盛んです。
前田健太投手のプレースタイル
最速154キロのフォーシームに多彩な変化球を交えながらピッチングを組み立てる投手です。主な球種はスライダー、チェンジアップ、ツーシーム、カーブ、カットボールがあります。
近年ではスプリットチェンジと呼ばれる変化球を投げており、投球の30%をこの球種が占めています。
フィールディングが上手く、NPB時代にはゴールデングラブ賞を5回獲得しています。
メジャーデビューの試合でホームランを放つなどバッティングも得意です。
前田健太投手の成績
プロ入り前
小学生の時に野球を始め、中学の時には世界大会に出場するほどの有名な選手でした。
高校はPL学園高校に進学し1年生からベンチ入りしました。3年間で2度の甲子園出場を果たしました。
2006年のドラフト会議で広島東洋カープから1位指名を受けプロ入りしました。
広島東洋カープ時代
プロ入り2年目の2008年に一軍昇格し、そのままローテーションに定着しました。19試合に登板し、9勝2敗、防御率3.20、WHIP1.26、55奪三振という成績でした。
2010年に自身初の開幕投手を務めました。28試合に登板し、15勝8敗、防御率2.21、WHIP0.98、174奪三振で最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、最優秀投手と多くの賞を獲得し、飛躍の1年となりました。
2012年は29試合に登板し、14勝7敗、防御率1.53、WHIP0.99、171奪三振で最優秀防御率、ゴールデングラブ賞を獲得しています。
2013年に開催された第3回WBCの日本代表に選出され、大会ベストナインに選ばれる活躍をしました。シーズンでは26試合に登板し、15勝7敗、防御率2.10、WHIP0.96、158奪三振という成績でした。この年、最優秀防御率、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得しています。
2015年は29試合に登板し、15勝8敗、防御率2.09、WHIP1.01、175奪三振で最多勝利、沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得しました。シーズン終了後にポスティングシステムを利用しロサンゼルス・ドジャースへ移籍しました。
ロサンゼルス・ドジャース時代
メジャーリーグ1年目の2016年は、開幕から先発ローテーションに定着し32登板、16勝11敗、防御率3.48、WHIP1.14、179奪三振という成績を残しました。
2017年は開幕から不振が続いたことで中継ぎに回ることも多く、投球回を大きく減らしました。29登板、13勝6敗1セーブ、防御率4.22、WHIP1.15、140奪三振という成績でした。
2018年も先発とリリーフを転々としながらプレーしました。38試合に登板し、8勝10敗、防御率3.81、WHIP1.07、169奪三振という成績でした。
ミネソタ・ツインズ時代
2020年シーズン前にトレードでミネソタ・ツインズへ移籍しました。この年のシーズンは新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。シーズンを通じて先発として好調が続き、11登板、6勝1敗、防御率2.70、WHIP0.75、80奪三振という成績でした。WHIPではMLB全体1位を記録しています。
2021年はメジャー移籍後初の開幕投手を務めました。肘の故障でシーズン途中にトミー・ジョン手術を受けることを発表しチームを離れました。この年の成績は21登板、6勝5敗、防御率4.66、WHIP1.30、113奪三振でした。
2023年にケガから復帰しました。この年21試合に登板し、6勝8敗、防御率4.23、WHIP1.17、117奪三振でした。シーズンオフにFAとなりデトロイト・タイガースへ移籍しました。
前田健太投手の契約、年俸
2023年シーズンオフにデトロイト・タイガースと2年総額2400万ドル(約36億円)で契約しています。
前田健太投手のグローブ
前田投手はミズノのグローブを使用しています。
前田健太投手のスパイク
前田投手はミズノのスパイクを使用しています。
全く同じモデルは見つからなかったので、日本で購入できるものの中からデザインが近いものを紹介しておきます。