今回はMLBのシアトル・マリナーズに所属するフリオ・ロドリゲスについてご紹介します。
フリオ・ロドリゲスのプロフィール
フリオ・ロドリゲスは2000年生まれのドミニカ共和国出身です。2024年現在、MLBのシアトル・マリナーズに所属している右投右打の外野手です。背番号は44です。ファンからはJ-Rodなどと呼ばれています。
イチロー元選手の愛弟子として知られており、マイナー時代にはキャンプでイチロー元選手のキャッチボールの相手を務めています。またイチロー元選手が始球式でマウンドに上がる際にはキャッチャー役としてフリオ・ロドリゲスが指名されています。
2023年のオールスターゲームでの大谷選手とのやりとりが日本でも話題になっていました。
フリオ・ロドリゲスのプレースタイル
ミート力、長打力、走力、守備力、送球力、全てにおいて優秀な選手が5ツールプレイヤーと呼ばれますが、フリオ・ロドリゲスはまさに5ツールプレイヤーと呼ばれるにふさわしい選手です。
選手の打撃の総合的な指標であるBatting Run Value、走塁の指標であるBaserunning Run Value、守備の指標であるFielding Run Value、それぞれにおいてメジャートップ10%に入っており、穴がありません。
メジャーデビューイヤーの2022年に25本塁打25盗塁、翌年2023年には30本塁打30盗塁を達成していますので、今後さらに成長する可能性を秘めた末恐ろしい選手です。
フリオ・ロドリゲスの成績
2017年にアマチュアFAでシアトル・マリナーズと契約しプロ入りしました。
2021年に開催された東京オリンピックのドミニカ共和国代表に選出され、銅メダルを獲得しました。
2022年にメジャーデビューしそのままレギュラーに定着しました。オールスターゲームに選出され、ホームランダービーにも出場し準優勝を果たします。最終的に132試合に出場し打率.284、28本塁打、75打点、25盗塁、OPS.853をマークしました。この年、新人王、シルバースラッガー賞を受賞しています。
2023年シーズン前に行われた第5回WBCのドミニカ共和国代表に選出されました。シーズンでは155試合に出場し打率.275、32本塁打、103打点、37盗塁、OPS.818と好成績を残しました。2年連続でオールスターゲームへの選出とシルバースラッガー賞受賞を果たしました。
フリオ・ロドリゲスの契約、年俸
フリオ・ロドリゲスは2022年シーズン中にシアトル・マリナーズと下記の契約を結んでいます。成績等によって契約年数や金額が変わる複雑な契約条件となっていますが、最低でも12年2億930万ドル(約310億円)、最高で17年4億6930万ドル(約696億円)の破格の契約となっています。
フリオ・ロドリゲスのグローブ
フリオ・ロドリゲスはウィルソンのグローブを使用しています。
フリオ・ロドリゲスのバット
フリオ・ロドリゲスはVictus(ビクタス)のバットを使用しています。
フリオ・ロドリゲスのユニフォーム
フリオ・ロドリゲスのスパイク
フリオ・ロドリゲスはアンダーアーマーのスパイクを使用しています。
フリオ・ロドリゲスのバッティング手袋
フリオ・ロドリゲスはアンダーアーマーのバッティング手袋を使用しています。