プロ野球やメジャーリーグの試合をみていると、一部の選手の目の下に黒い何かがついていることに気づく方も多いのではないでしょうか。
最近、日本でも福岡ソフトバンクホークスの選手達がつけていることで話題になりました。
今回の記事では、野球選手が目の下につけている「黒いアレ」について解説していきます。
野球選手が目の下につけてる「黒いアレ」の正体
野球選手が目の下につけている黒いものは「アイブラック」という名前がついています。
アイブラックの由来は、1940年ごろにアメリカのアメリカンフットボールの選手が炭を使い、目の下を黒く塗っていたことだとされています。その後、野球でも使用されるようになり、1960年ごろにはメジャーリーガーの間でも一般的な存在になりました。
その後1980年ごろから日本のプロ野球でも一部の選手が使用するようになりました。
アイブラックの効果
アイブラックの効果ですが、太陽光の眩しさを抑える効果があります。守備の時に打球が上空に上がった際など、野外で行うことが多い野球では太陽光の対策が必要です。
アイブラックなしの状態では、太陽光が顔の出っ張っている部分(頬骨)の部分で光が反射します。その反射した光が目に入ると時に眩しくなります。アイブラックを使用すると、アイブラックが太陽光を吸収し、眩しさを抑えてくれます。
サングラスを使用する選手が増えてきたことで、アイブラックを使用するメジャーリーガーの選手は減少傾向にあります。
しかし、日米問わず一部の選手はそのファッション性が気に入って使い続けています。
アイブラックを使用するプロ野球選手
アイブラックを使用しているパ・リーグの選手の動画がまとめられていましたのでご紹介します。
アイブラックの種類
先ほど紹介した動画をご覧になった方はお気づきかもしれませんが、実はアイブラックと一言に言ってもシールタイプとリキッドタイプの2種類あります。
シールタイプ
黒いシールです。目の下に貼る用にはじめから型どられています。リキッドタイプと比べると取り外しも楽ですし、形もきれいです。
リキッド(液体)タイプ
特製の液体が入ったペンで目の下を黒く塗ります。自由な形にできるのでおしゃれにキメたい方はこちらがおすすめです。
メジャーリーガーはほとんどが液体タイプを使用しています。