今回ご紹介するのはMLBのニューヨーク・ヤンキースに所属するフアン・ソトについてご紹介します。
フアン・ソトのプロフィール
フアン・ホセ・ソト・パチェコ(Juan José Soto Pacheco)。1998年10月25日生まれのドミニカ共和国出身です。2024年現在、MLBのニューヨーク・ヤンキースに所属している左投左打の外野手です。背番号は22。
打席内でボールを見送る際に投手を見ながら足をする動きは、ファンから「ソト・シャッフル」と呼ばれています。
フアン・ソトのプレースタイル
この記事の執筆時点で25歳と若い選手ですが、バッティングにおいてはすでにMLBでトップレベルの選手です。打率が高く、長打も打てますが、一番の特徴は四球を選ぶのが非常にうまいことです。キャリアで3度リーグトップの四球数を記録しています。
守備と走塁は目立つプレーは少なく、無難な印象です。
フアン・ソトの成績【若きスーパースター】
当時19歳だった2018年シーズンにデビューし、いきなり大活躍します。以下がその記録の一部です。
- 球団史上最年少本塁打(初打席で本塁打)
- 史上5番目の若さでマルチ本塁打を記録
- MLB史上最年少での1試合3盗塁を記録
- 19歳での故意死球(1989年以来)
- 10代での3試合連続本塁打(120年ぶり)
- 10代での22本塁打はハーパーと並ぶ史上2番目タイ
- 10代での3度のマルチ本塁打
- 10代での79四球および複数四球16回(歴代最多)
- 10代での出塁率.406とOPS.923(史上最高)
2019年シーズンもチームの主軸として活躍し、最終成績は150試合出場で打率.282、34本塁打、110打点、OPS.949、108四球(リーグ3位)と圧巻の成績を残します。
この年、自身初のポストシーズンに出場し、大事な場面で打ちまくり最終的に打率.277、5本塁打、14打点、OPS.927を記録。球団史上初のワールドシリーズ制覇の立役者となりました。
デビューから2年ですでにスーパースターとしての地位を確率しています。
また、2018年日米野球にMLB選抜チームとして参加しています。2本塁打を放ったのが印象に残っている方も多いのではないでしょうか。逆方向へのホームランが印象的でした。
2020年シーズンは新型コロナウィルスの影響で短縮シーズンとなりました。47試合出場で打率.351、13本塁打、37打点、OPS1.185で首位打者、シルバースラッガー賞を獲得しています。
2021年シーズンは151試合に出場し打率.313、29本塁打、95打点、OPS.999でシルバースラッガー賞を獲得しています。オールスターゲームに初選出されました。
2022年はシーズン途中にトレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍します。シーズン通算で153試合に出場し打率.242、27本塁打、64打点、OPS.853でシルバースラッガー賞を獲得しています。打率はキャリアワーストでしたが、リーグ最多の132四球を選んでいます。2年連続のオールスターゲーム選出と、自身初のホームランダービーでの優勝を果たしています。
2023年シーズン前に開催された第5回WBCのドミニカ共和国代表に選出されました。自身最多の162試合に出場し、打率.275、35本塁打、109打点、OPS.929、両リーグ最多の132四球を記録しています。シーズン終了後にトレードでニューヨーク・ヤンキースに移籍しました。
フアン・ソトの契約、年俸
2024年に1年3100万ドル(約45億円)でニューヨーク・ヤンキースと契約しています。これは年俸調停権を得る前の選手としては史上最高額となっています。
フアン・ソトのグローブ
フアン・ソトはウィルソンのグローブを使用しています。
フアン・ソトのスパイク
フアン・ソトはアンダーアーマーのスパイクを使用しています。
フアン・ソトのバット
フアン・ソトはローリングスとオールドヒッコリーのバットを併用しています。
フアン・ソトのユニフォーム
フアン・ソトのアームスリーブ
フアン・ソトはマクダビットのアームスリーブを使用しています。
フアン・ソトのバッティング手袋
フアン・ソトはアンダーアーマーのバッティング手袋を使用しています。