今回はMLBのトロント・ブルージェイズに所属する菊池雄星投手についてご紹介します。
菊池雄星投手のプロフィール
菊池雄星投手は1991年6月17日生まれの岩手県盛岡市の出身です。2022年現在、MLBのトロント・ブルージェイズに所属する左投左打の投手(主に先発)です。背番号は16。
菊池雄星投手のプレースタイル
スリークォーターから放たれる最速159キロのストレートが武器の快速左腕です。その他の球種としてはスライダー、カットボール、チェンジアップがあります。埼玉西武ライオンズ時代にはカーブも投げていましたが、メジャーリーグに渡ってからはほとんど投げていません。
メジャーリーグの先発サウスポーの中でもトップを争うレベルの平均球速を誇ります。
本人も球速にこだわりを持っており、世界最速左腕のアロルディス・チャップマンを目標としています。
菊池雄星投手の成績
プロ入り前
高校1年時に第89回全国高等学校野球選手権大会に出場し、1年生ながらリリーフで甲子園のマウンドを経験しました。
高校3年生の時にはエースとして第81回選抜高等学校野球大会(センバツ)に出場し準優勝、夏に行われた第91回全国高等学校野球選手権大会では準決勝まで勝ち進む活躍をみせました。
当時からメジャーリーグの球団から注目を受けており、実際に面談も行っていましたが、最終的には日本のプロ野球へ進むことを選びました。
2009年に行われたドラフト会議で6球団(埼玉西武ライオンズ、阪神タイガース、東京ヤクルトスワローズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、中日ドラゴンズ、北海道日本ハムファイターズ)から1巡目での指名を受け、抽選で埼玉西武ライオンズへの入団が決定しました。
埼玉西武ライオンズ時代
ルーキーイヤーの2010年はケガの影響もあり一軍での登板はありませんでした。当時の二軍打撃コーチだったデーブ大久保さんから菊池投手が暴力を受けていたことが発覚したという事件がありました。
プロ2年目の2011年に初の開幕一軍入りを果たしました。先発と中継ぎの両方で登板し、最終的に10登板、4勝1敗、防御率4.14、WHIP1.31という成績を残しました。
2013年はシーズン終盤のケガによる離脱があり出場数は多くありませんが、ノーヒットノーランを記録するなど活躍しました。この年、17登板、9勝4敗、防御率1.92、WHIP1.14という素晴らしい成績をあげ自身初のオールスターゲーム選出を果たしています。
2016年は初の開幕投手を務めました。22登板、12勝7敗、防御率2.58、WHIP1.29でチームのエースとしての地位を築いていきました。
2017年は26登板、16勝6敗、防御率1.97、WHIP0.91でベストナイン、ゴールデングラブ賞、最多勝利、最優秀防御率を獲得しました。
2018年のシーズン終了後にポスティングシステムによりシアトル・マリナーズに移籍しました。
シアトル・マリナーズ時代
MLBルーキーイヤーとなった2019年はMLB日本開幕戦のメンバーとしてチームに帯同し、3月21日の試合に先発登板しています。日本人投手のメジャーリーグデビューが日本で記録されたのは史上初めてのことでした。この年32登板、6勝11敗、防御率5.46、WHIP1.52と厳しい成績となりました。
2020年は新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。9登板、2勝4敗、防御率5.17、WHIP1.30という結果でした。
2021年はシーズン前半が好調でオールスターゲームに選出されるほどの活躍をみせましたが、後半は精彩を欠き、最終的に29登板、7勝9敗、防御率4.41、WHIP1.32という結果でした。シーズン後にFAとなりトロント・ブルージェイズへ移籍しました。
2022年は32登板、6勝7敗、防御率5.19、WHIP1.50でした。
2023年は32登板、11勝6敗、防御率3.86、WHIP1.27と好成績を残しました。
菊池雄星投手の契約、年俸
2022年に3年総額3600万ドルで契約しています。
菊池雄星投手のグローブ
菊池投手はアシックスのグローブを使用しています。
菊池雄星投手のスパイク
菊池投手はアシックスのスパイクを使用しています。
全く同じモデルは見つからなかったので、購入できるものの中からデザインが近いものを紹介しておきます。
菊池雄星投手の結婚相手【菊池瑠美さん】
菊池投手は2016年の6月24日にフリーアナウンサーの深津瑠美さんと入籍しています。
メジャーリーグのオールスターゲームのセレモニーにも、息子さんを合わせた3人家族の写真がシアトル・マリナーズ公式インスタグラムで公開されています。