今回は現在フリーエージェントのコルテン・ウォンについてご紹介します。
コルテン・ウォンのプロフィール
コルテン・カハ・ウォン(Kolten Kaha Wong)は1990年10月10日生まれのアメリカ・ハワイ出身です。中国系アメリカ人です。
2024年現在、フリーエージェントの右投左打の内野手(主にセカンド)です。
弟のキーン・ウォンもメジャーリーガーです。
コルテン・ウォンのプレースタイル
パワーがないため、バッティングでは目立った成績を残していませんが、守備と走塁では毎年安定して高水準の選手です。
2年連続ゴールドグラブ賞を獲得しているため、紹介している動画の中でもかなりレベルの高いプレーが載っています。
コルテン・ウォンの成績
2008年のMLBドラフトで16巡目(全体486位)でミネソタ・ツインズから指名されますが、進学を選びました。
2011年に再びMLBドラフトで1巡目(全体22位)でセントルイス・カージナルスから指名を受け、プロ入りしました。
2013年にメジャーデビューしました。ワールドシリーズにもメンバー入りしましたが、第4戦の9回2アウトで代走で出場した際、上原浩治投手(当時ボストン・レッドソックス)に牽制でアウトにされてしまいました。牽制アウトで試合終了したのはワールドシリーズ初のことでした。
2014年からセカンドのレギュラーに定着しました。113試合に出場し、打率.249、12本塁打、42打点、OPS.680、20盗塁でした。
2019年は148試合に出場し、打率.285、11本塁打、59打点、OPS.784、24盗塁と活躍しました。この年自身初のゴールドグラブ賞を受賞しています。
2020年は新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。53試合に出場し、打率.265、1本塁打、16打点、OPS.675、5盗塁という成績でした。2年連続でゴールドグラブ賞を受賞しています。シーズン終了後にFAとなりミルウォーキー・ブルワーズへ移籍しました。
2021年は116試合に出場し、打率.272、14本塁打、50打点、OPS.783、12盗塁でした。
2022年シーズン終了後にFAとなりシアトル・マリナーズへ移籍しました。
2023年はシーズン途中でDFAとなり、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍しました。シーズン通算で87試合に出場し、打率.183、4本塁打、27打点、OPS.519、3盗塁でした。
2024年シーズン開幕前にボルティモア・オリオールズとマイナー契約しましたが、契約から約1ヶ月で解雇されました。
コルテン・ウォンの契約、年俸
2023年にロサンゼルス・ドジャースと1年72万ドル(約1億円)でマイナー契約していました。
コルテン・ウォンのグローブ
コルテン・ウォンはローリングスのグローブを使用しています。
全く同じモデルは見つからなかったので、日本で購入できるものの中からデザインが近いものを紹介しておきます。
コルテン・ウォンのスパイク
コルテン・ウォンはアンダーアーマーのスパイクを使用しています。
コルテン・ウォンのバッティング手袋
コルテン・ウォンはアンダーアーマーのバッティング手袋を使用しています。