ランディ・アロサレーナのプロフィール
ランディ・アロサレーナ(Randy Arozarena)は1995年2月28日生まれのキューバ出身です。2024年現在、MLBのタンパベイ・レイズに所属する右投右打の外野手です。背番号は56。
ランディ・アロサレーナを検索するとブーツと一緒に写っている写真が出てきますが、これはランディ・アロサレーナがチームメイトのカウボーイブーツを盗んだその日おゲームで大活躍したことがきっかけです。以降ランディ・アロサレーナは願掛けとして試合前にチームメイトのブーツを盗むようになったようです。もちろん今は本当に盗んでいるわけではないと思いますが、ランディ・アロサレーナのユニークな一面が伺えますね。
HRやタイムリーヒットを放った際に見せる腕組みドヤ顔ポーズが日本でも話題となりました。
ランディ・アロサレーナのプレースタイル
身長180センチ、体重77キロとMLBの中では小さい部類に入る選手ですが、広角に長打を放てるのが魅力です。派手なプレーが特徴的な選手ですが、実は選球眼が良く多くの四球を選ぶ選手でもあります。
毎年20~30盗塁が期待できる走力も魅力で、走塁面においてもチームにプラスをもたらします。
第5回WBCでも攻守を連発していましたが、実は近年の守備の指標はリーグ平均以下を記録しており、守備の達人というわけではありません。
ランディ・アロサレーナの成績
父を亡くし、家族を支えなければならなかったランディ・アロサレーナは2015年に亡命します。カリブ海を簡易的なボートで8時間かけてメキシコに渡ったそうです。まさに命がけですね。
2016年にインターナショナル・フリーエージェントでセントルイス・カージナルスと契約しました。
約4年をマイナーで過ごした後、2019年にメジャーデビューを果たしました。この年19試合に出場し、打率.300、2打点、1本塁打、2盗塁、OPS.891と出場数は少ないながら、好成績をおさめました。
2020年はトレードでタンパベイ・レイズへ移籍しました。新型コロナウィルスの影響により期間が短縮されたシーズンでした。
ランディ・アロサレーナ自身も開幕前の検査で陽性反応が出たためシーズンに出遅れました。最終的に23試合に出場し打率.281、11打点、7本塁打、4盗塁、OPS1.022という好成績をおさめました。この年のポストシーズンで歴代最多である9本の本塁打を記録し一躍ブレークしています。
2021年シーズンから本格的にレフトのレギュラーに定着しました。141試合に出場し打率.274、69打点、20本塁打、20盗塁、OPS.815と好成績を残しました。新人王を獲得しています。
2023年シーズン前に開催された第5回WBCのメキシコ代表に選出されました。シーズンでは151試合に出場し打率.254、83打点、23本塁打、22盗塁、OPS.789の成績を残しています。自身初のオールスターゲーム選出を果たしました。
ランディ・アロサレーナの契約、年俸
2024年シーズンタンパベイ・レイズと1年810万ドル(約12億円)で契約しています。
ランディ・アロサレーナのグローブ
ランディ・アロサレーナはウィルソンのグローブを使用しています。
国内で同じモデルのグローブを見つけることはできませんでしたので、デザインが近いフリオ・ロドリゲスモデルをご紹介します。
ランディ・アロサレーナのスパイク
ランディ・アロサレーナはナイキのスパイクを使用しています。
ランディ・アロサレーナのバッティング手袋
ランディ・アロサレーナはフランクリンのバッティング手袋を使用しています。