今回はMLBのニューヨーク・ヤンキースに所属するアンソニー・リゾについてご紹介します。
アンソニー・リゾのプロフィール
アンソニー・ビンセント・リゾ（Anthony Vincent Rizzo）はアメリカ・フロリダ出身の1989年8月8日生まれです。2021年現在、MLBのニューヨーク・ヤンキースに所属する左投左打の一塁手です。背番号は48。
両親がイタリア出身で、2013年の第3回WBCのイタリア代表に選出されています。
過去に悪性腫瘍を患った経験から、病気に苦しむ子供や家族のための基金を設立するなど、社会的な活動も行っている選手です。
シカゴ・カブスで共にプレーしたダルビッシュ有投手と親交があり、グラウンド上だけでなくSNS上でもやりとりが行われています。
アンソニー・リゾのプレースタイル
シーズン30本塁打を期待できるパワーと2割後半の打率を期待できる確実性を兼ね備えた打者です。
デットボールが多いことでも有名で、メジャー最多の死球数を記録したシーズンもあります。しかし、負傷で離脱することはほとんどなく、長年にわたりシカゴ・カブスの中軸を務めていました。
守備でもゴールドグラブ賞4回の実績を誇る名手で、柔らかいグラブ捌きをみせてくれます。
とても優しく茶目っ気のある性格が人気の選手です。リゾが試合中にみせる仕草やイタズラをまとめた動画を掲載していますのでぜひご覧ください。
アンソニー・リゾの成績
2007年のMLBドラフトで6巡目（全体204位）でボストン・レッドソックスから指名を受けプロ入りしました。
2010年にエイドリアン・ゴンザレスとのトレードで他選手と共にサンディエゴ・パドレスに移籍しました。
2011年にメジャーデビューしますが、成績を残せませんでした。
2012年にトレードでシカゴ・カブスへ移籍し、一塁のレギュラーを獲得しました。87試合出場で打率.285、15本塁打、48打点、OPS.805と好成績を残しました。
2013年の第3回WBCにイタリア代表として出場しました。この年のシーズン、160試合に出場し打率.233、23本塁打、80打点、OPS.742でした。
2014年シーズンは140試合に出場し打率.286、32本塁打、78打点、OPS.913と好成績を残し、初のオールスターゲーム選出を果たしました。
2015年シーズンは160試合に出場し打率.278、31本塁打、101打点、OPS.899で2年連続のオールスターゲームに選出されています。
2016年には155試合に出場し打率.292、32本塁打、109打点、OPS.928の好成績でチームをワールドチャンピオンへと導きました。この年、自身初のゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を受賞しています。
その後も安定した成績を残し続けており、現在までにシルバースラッガー賞1回、ゴールドグラブ賞4回、オールスターゲーム選出3回を記録しています。
2021年シーズン途中にトレードでニューヨーク・ヤンキースに移籍しました。
アンソニー・リゾの契約、年俸
2021年は1600万ドル（約17億円）でプレーしています。今シーズン終了後にFAとなるため動向が注目されています。
アンソニー・リゾのミット・グローブ
アンソニー・リゾはローリングスのミットを使用しています。
アンソニー・リゾのバット
アンソニー・リゾはマルッチのバットを使用しています。
残念ながら同じモデルのものは見つかりませんでしたが、日本で購入できるものの中で一番近いものを紹介しておきます。
アンソニー・リゾのスパイク
アンソニー・リゾはナイキのスパイクを使用しています。
アンソニー・リゾのバッティング手袋
アンソニー・リゾはマルッチのバッティング手袋を使用しています。
