今回はMLBのマイアミ・マーリンズに所属するティム・アンダーソンについてご紹介します。
ティム・アンダーソンのプロフィール
ティモシー・デボン・アンダーソン(Timothy Devon Anderson)はアメリカ・アラバマ州出身の1993年6月23日生まれです。2024年現在、MLBのマイアミ・マーリンズに所属する右投右打の遊撃手(ショート)です。背番号は7。
高校2年生で野球を始めたという珍しい経歴を持っています。それまではバスケットボールをやっており、州大会で優勝した経験があります。身体能力が高く、どのスポーツをやっても成績が残せそうですね。
ティム・アンダーソンのプレースタイル
前述の通り高い身体能力が特徴の選手です。
バッティングでは首位打者の獲得経験があり、シーズン20本塁打を期待できる実力があります。高打率でありながら、四球が極端に少ないため出塁率は高くありません。
走力は通算の盗塁成功率が80%を超えるなど、メジャーでもトップクラスで打順も1番を任されることが多い選手です。
守備は、是非動画を見て欲しいくらい素晴らしい強肩なのですが、エラーが多く、リーグワーストの失策数を記録したこともあります。
感情表現が豊かな選手で、グラウンド外だけでなく、プレー中も小競り合いをしたり、バットフリップ(打った後にバットを放り投げること)をして報復死球を受けることもしばしばあります。
ただ、本人は感情を出すことを良しとしており、不文律についても「つまらない壁(不文律)を壊したい」と発言しています。
ティム・アンダーソンの成績
2013年のMLBドラフトで1巡目(全体17位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名を受けプロ入りしました。
約3年をマイナーリーグで過ごした後、2016年しメジャーデビューしました。99試合に出場し、打率.283、30打点、9本塁打、10盗塁、OPS.738と活躍しレギュラーをつかみます。
2017年、2018年とリーグワーストの失策数を記録するなど守備では荒さが目立ちましたが、20本近い本塁打と多くの盗塁数を記録しました。
2019年シーズン、乱闘での出場停止やケガによる離脱がありながらも好調を維持しつづけ、123試合出場で打率.335、56打点、18本塁打、17盗塁、OPS.865と好成績を残し、首位打者とシルバースラッガー賞を獲得し、飛躍の1年としています。また、このシーズンもリーグワーストの失策数を記録しています。
2020年は新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。この年49試合に出場し、リーグ2位の打率.322、21打点、10本塁打、5盗塁で、シルバースラッガー賞を獲得しました。
2021年は123試合に出場し、打率.309、61打点、17本塁打、18盗塁と好成績をマークしました。この年自身初のオールスターゲームに選出されています。
2023年のシーズン前に開催された第5回WBCのアメリカ代表に選出されました。シーズンでは123試合に出場し、打率.245、25打点、1本塁打、13盗塁と不調でした。シーズン終了後にFAとなり、2024年にマイアミ・マーリンズと契約しました。
ティム・アンダーソンの契約、年俸
2024年にマイアミ・マーリンズと1年500万ドル(約7億円)で契約しています。
ティム・アンダーソンのグローブ
ティム・アンダーソンはウィルソンのグローブを使用しています。
ティム・アンダーソンのバット
ティム・アンダーソンはビクタスのバットを使用しています。
ティム・アンダーソンのスパイク
ティム・アンダーソンはナイキのスパイクを使用しています。
ティム・アンダーソンのバッティング手袋
ティム・アンダーソンはナイキのバッティング手袋を使用しています。