今回はMLBのピッツバーグ・パイレーツに所属する筒香嘉智選手についてご紹介します。
筒香嘉智選手のプロフィール
筒香嘉智選手は和歌山県橋本市出身の1991年11月26日生まれです。2021年現在、MLBのピッツバーグ・パイレーツに所属する右投左打の外野手(内野手)です。メジャーリーグでの表記は「Yoshi Tsutsugo(ヨシ・ツツゴー)」です。背番号は32。
兄と双子の姉がいます。2018年に一般の方との結婚を発表しており、子供もいます。
現在の学生野球で選手が酷使されたりケガをする選手が多いという状況に対してのコメントを度々発信しており、トーナメント戦を撤廃しリーグ戦にしたり、球数制限や時間制限を設けることなどを提案しています。
筒香嘉智選手のプレースタイル
広角に長打が打てるパワーが魅力の選手です。得点圏に強く、ここぞという場面に結果を残します。
守備では一塁、三塁、左翼、右翼を守りますが全体的に評価は低いです。
筒香嘉智選手の成績
プロ入り前
中学時代から注目を浴びていた筒香選手。横浜高等学校にセレクションを経て入学しました。1年生の春から4番を打っていました。
一時スイッチヒッターに挑戦していた時期があり、高校通算69本塁打の内2本は右打席で記録しています。
2年生の春と夏に甲子園に出場し、第8回AAAアジア野球選手権大会の日本代表にも選ばれています。
NPB時代(横浜ベイスターズ、横浜DeNAベイスターズ)
2009年のドラフト会議で横浜ベイスターズから1巡目で指名を受けてプロ入りしました。
入団1年目の2010年は主に2軍で過ごしましたが、2軍で本塁打と打点で2冠を達成したり、1軍でも本塁打を記録するなど活躍しました。
2011年はシーズン後半に1軍に上がり8本塁打を記録し長打力を発揮しました。
2012年は108試合に出場し打率.218、10本塁打、45打点、OPS.661という成績でした。
2014年はこれまで守っていた三塁ではなく、外野を守ることが増えました。114試合に出場し、打率.300、22本塁打、77打点、OPS.902と成績を向上させチームの中心選手となっていきました。
2015年からチームのキャプテンに就任しました。この年138試合に出場し打率.317、24本塁打、93打点、OPS.922という成績を残しました。自身初のベストナインに選ばれました。また、10月に行われた第1回WBSCプレミア12の日本代表に選出され、銅メダルを手にしています。シーズン終了後に、チームの主力としては珍しく海外のウィンターリーグへの出場を志願しドミニカ共和国のリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナというリーグに参加し、レオネス・デル・エスコヒードというチームでプレーしました。
2016年には133試合に出場し打率.322、44本塁打、110打点、OPS1.110で自身初の本塁打王、打点王を獲得しました。
2017年シーズン前に開催された第4回WBCに日本代表として選出され、銅メダルを手にしています。シーズンでは139試合に出場し打率.284、28本塁打、94打点、OPS.909という成績でした。
2019年は131試合に出場し打率.272、29本塁打、79打点、OPS.899でした。シーズン終了後にポスティングシステムを利用してメジャーリーグのタンパベイ・レイズに移籍しました。
MLB時代(タンパベイ・レイズ、ロサンゼルス・ドジャース、ピッツバーグ・パイレーツ)
2020年は新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。51試合に出場し打率.197、8本塁打、24打点、OPS.708と結果が残せませんでした。
2021年のシーズン途中にトレードでロサンゼルス・ドジャースに移籍しました。しかし結果が出ず、再びトレードでピッツバーグ・パイレーツに移籍しました。この年、81試合に出場し打率.217、8本塁打、32打点、OPS.689という成績でした。
筒香嘉智選手の契約、年俸
2020年から2年総額1200万ドル(約13億円)でプレーしています。
筒香嘉智選手のグローブ
筒香嘉智選手のバット
筒香選手は使用するバットを頻繁に変更しているようです。確認できただけでもアディダス、オーサムバット、ローリングス、オールドヒッコリーを使用していました。
完全に同じモデルではありませんがデザインが近いものをいくつか紹介しておきます。
筒香嘉智選手のユニフォーム
筒香嘉智選手のスパイク
筒香選手はアディダスのスパイクを使用しています。
筒香嘉智選手のバッティング手袋
筒香選手はアイピーセレクトとミズノのバッティング手袋を使用しています。