今回はMLBのボルティモア・オリオールズに所属するコービン・バーンズについてご紹介します。
コービン・バーンズのプロフィール
コービン・ブライアン・バーンズ(Corbin Brian Burnes)は1994年10月22日生まれのアメリカ・カリフォルニア出身です。2024年現在、MLBのボルティモア・オリオールズに所属する右投右打の投手(主に先発)です。背番号は39。
ファンからは「バーンジー(Burnesy)」と呼ばれています。
コービン・バーンズのプレースタイル
投球の50%以上を最速157キロのカットボールが占めるという特徴をもった投手です。これに空振りを奪う鋭いカーブを決め球としてピッチングを組み立てます。
デビュー当時はカットボールは投げていませんでしたが、年々カットボールの投球割合を増やしており、逆にフォーシームは最近ではほとんど投げていません。
他の球種としてはチェンジアップ、スライダー、シンカーと多彩な変化球を持っており、打者にとっては的を絞りにくい投手であることがわかります。
開幕から無四球での58奪三振のMLB記録を持っていたり、MLBタイ記録である10者連続奪三振を達成するなどコントロールが良いことでも知られており、全ての能力においてメジャーでトップクラスの投手です。
コービン・バーンズの成績
2016年のMLBドラフト4巡目(全体111位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名されてプロ入りしました。
2018年にメジャーデビューしました。この年は全てリリーフとして30試合に登板し、7勝0敗、防御率2.61、WHIP1.00、35奪三振と好成績をおさめました。
先発として迎えた2019年はシーズン序盤に成績がふるわずリリーフへ戻されました。最終的に32試合に登板し、1勝5敗、防御率8.82、WHIP1.84、70奪三振という成績でした。
2020年は新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。この年、再び先発をつとめ12試合に登板し、4勝1敗、防御率2.11、WHIP1.02、88奪三振と好成績をおさめました。サイ・ヤング賞投票で6位にランクインしています。
2021年は28試合に登板し、11勝5敗、防御率2.43、WHIP0.94、234奪三振で最優秀防御率とサイ・ヤング賞を獲得し、オールスターゲームにも選出されています。またこの年ノーヒットノーランを達成しています。
2022年は33試合に登板し、12勝8敗、防御率3.39、WHIP0.97、243奪三振で最多奪三振を記録しました。2度目のオールスターゲームに選出されました。
2023年は32試合に登板し、10勝8敗、防御率3.39、WHIP1.07、200奪三振でした。3年連続のオールスターゲームに選出されています。シーズン終了後にトレードでボルティモア・オリオールズへ移籍しました。
コービン・バーンズの契約、年俸
コービン・バーンズは1560万ドル(約22億円)でプレーしています。
コービン・バーンズのグローブ
コービン・バーンズはローリングスのグローブを使用しています。
全く同じモデルは見つからなかったので、デザインの近いザック・グレインキーモデルをご紹介します。
コービン・バーンズのスパイク
コービン・バーンズはアンダーアーマーのスパイクを使用しています。