今回はMLBヒューストン・アストロズに所属するジャスティン・バーランダーについてご紹介します。
バーランダーのプロフィール
ジャスティン・ブルックス・バーランダー(Justin Brooks Verlander)はアメリカ・バージニア出身の1983年2月20日生まれです。2021年現在、MLBヒューストン・アストロズに所属する右投右打の投手です。
妻のケイト・アプトンもモデルとして活躍しています。
睡眠へのこだわりが強く、1日10時間は寝るそうです。
バーランダーのプレースタイル
30代後半の選手ですが、スリークォーター気味のフォームから160キロ前後のフォーシームを中心に、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げる本格派投手です。
スタミナ、コントロールも共に一級品で、イチロー選手や大谷翔平選手も絶賛しているピッチャーです。
これといった欠点は見当たりませんが、あえて粗探しをするならばワールドシリーズに弱く、通算で7試合に登板し0勝6敗、防御率5.68という結果になっています。
バーランダーの成績
アマチュア時代から肩が強く、高校入学時には150キロ近いボールを投げていたそうです。そんなバーランダーは2004年にMLBドラフト1巡目(全体2位)でデトロイト・ダイガースに指名されてプロ入りしました。
2005年にメジャーデビューしますが、結果が出ずにマイナーリーグに降格しています。
2006年から先発ローテーションに定着しました。この年、30試合に登板し17勝9敗、防御率3.63、WHIP1.33と活躍し、新人王を獲得しました。
2007年もさらに成績を向上させ、勝率リーグトップ、ノーヒットノーラン達成とエースに成長しました。
2009年には35試合に登板し19勝9敗、269奪三振、防御率3.45、WHIP1.18という成績で、最多勝利と最多奪三振を獲得しました。シーズンオフに5年8000万ドル(約87億円)で契約を延長しています。
2011年は34試合に登板し24勝5敗、250奪三振、防御率2.40、WHIP0.92と大活躍。最多勝利と最多奪三振、最優秀防御率の投手3冠を達成し、サイ・ヤング賞を満票で受賞しました。この年のMVPも受賞しています。
その後はケガで離脱する期間もありましたが、2017年までデトロイト・ダイガースのエースとして君臨し続けました。
2017年のシーズン中にトレードされ、ヒューストン・アストロズへ移籍しました。この年アストロズでワールドシリーズを制覇しています。
2017年以降も毎年のようにリーグトップクラスの成績を残し続けていましたが、2020年シーズン中にトミー・ジョン手術を受けることを発表し、チームを離脱しています。復帰するのは2022年シーズンと見込まれています。
長きにわたってMLBのトップレベルで活躍し続けている選手ですので、ずべての情報を詳しくは紹介できませんでしたが、最後にバーランダーがこれまでに獲得した主なタイトルや表彰、記録などをまとめてみます。
- 最多勝3回
- 最優秀防御率1回
- 最多奪三振5回
- サイ・ヤング賞2回
- シーズンMVP1回
- 新人王
- ノーヒットノーラン3回
- MLBオールスターゲーム選出8回
このリストだけをみてもバーランダーの凄さが分かりますね。
バーランダーの契約、年俸
2020年に2年6600万ドル(約69億円)で契約しています。
バーランダーのグローブ
バーランダーはローリングスのグローブを使用しています。
全く同じモデルは見つからなかったので、日本で購入できるものの中からデザインが近いものを紹介しておきます。
バーランダーのスパイク
バーランダーはアンダーアーマーのスパイクを使用しています。