今回はMLBのニューヨーク・ヤンキースに所属するマーカス・ストローマンについてご紹介します。
マーカス・ストローマンのプロフィール
マーカス・アール・ストローマン(Marcus Earl Stroman)は1991年5月1日生まれのアメリカ・ニューヨーク出身です。2024年現在、ニューヨーク・ヤンキースに所属する右投右打の投手(先発)です。背番号は0。
ファンからはストロー・ショーと呼ばれています。
Twitterでの歯に衣着せぬ発言が注目を集める選手で、2017年のヒューストン・アストロズのゴミ箱を使ったサイン盗み疑惑にいち早く発言していたり、2021年の大谷翔平選手の大活躍に対して「彼は神話上の何かだ」と称賛したこともあります。
マーカス・ストローマンのプレースタイル
多彩な変化球を駆使してゴロでアウトをとる投手です。球種としてはシンカー、スライダー、スプリット、カットボール、フォーシーム、カーブがあります。
投球の4割をシンカーが占めるという特徴的なピッチングスタイルです。
ゴールドグラブ賞を獲得したこともある守備力も魅力です。
マーカス・ストローマンの成績
2009年のMLBドラフト18巡目(全体532位)でワシントン・ナショナルズから指名を受けましたが、進学を選択しました。
2012年に再びMLBドラフトで1巡目(全体22位)でトロント・ブルージェイズから指名を受けてプロ入りしました。マイナーリーグで過ごしたこの年、薬物違反で50試合の出場停止を受けています。
2014年にメジャーデビューを果たし、そのまま先発ローテーション入りしました。この年26試合に登板し、11勝6敗1セーブ、防御率3.65、WHIP1.17、11奪三振という成績でした。
2015年はシーズン前のケガによりシーズンのほとんどを欠場しました。
2017年は33試合に登板し、13勝9敗、防御率3.09、WHIP1.31、164奪三振と好成績をおさめました。ゴールドグラブ賞を獲得しました。
2017年シーズン前に行われた第4回WBCにアメリカ代表として出場しました。ストローマンの母国であるプエルトリコとの決勝戦で先発し、6回までノーヒットの好投をみせ、大会MVPと大会最優秀投手賞に輝きました。
2019年は開幕投手に指名されました。シーズン途中にトレードでニューヨーク・メッツへ移籍しました。この年32試合に登板し、10勝13敗、防御率3.22、WHIP1.31、159奪三振という成績を残しました。オールスターゲームに選出されています。
2020年は新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。ストローマンは感染を避けるためにシーズン不参加でした。
2021年は33試合に登板し、10勝13敗、防御率3.02、WHIP1.45、158奪三振という成績でした。シーズン終了後にFAとなり、シカゴ・カブスに移籍しました。
2022年シーズンは25試合に登板し、6勝7敗、防御率3.50、WHIP1.15、119奪三振という成績でした。
2023年シーズン開幕前の第5回WBCのプエルトリコ代表に選出されました。シーズンでは27試合に登板し、10勝9敗、防御率3.95、WHIP1.26、119奪三振という成績でした。シーズンオフにFAとなりニューヨーク・ヤンキースに移籍しました。
マーカス・ストローマンの契約、年俸
ストローマンは2024年にニューヨーク・ヤンキースと2年総額3700万ドル(約53億円)で契約しています。
マーカス・ストローマンのグローブ
マーカス・ストローマンはSSKのグローブを使用しています。
ストローマン専用にカスタマイズされており、同じものはアメリカでも購入できません。
日本で購入できるものの中から1番近いデザインのものを紹介しておきます。
マーカス・ストローマンのスパイク
マーカス・ストローマンは自身で立ち上げたSHUGOというブランドのスパイクを使用しています。
国内で購入できるところは見つかりませんでした。