今回はMLBのアトランタ・ブレーブスに所属していたロビンソン・カノについてご紹介します。
ロビンソン・カノのプロフィール
ロビンソン・ホセ・カノ・メルセデス(Robinson José Canó Mercedes)は1982年10月22日生まれのドミニカ共和国出身です。日本では「カノー」と表記されることもあります。
MLBのアトランタ・ブレーブスに所属していた右投左打の内野手(主にセカンド)です。現在はメキシカンリーグでプレーしています。
父は元メジャーリーガー、弟も日本の独立リーグでプレー経験がある野球一家出身です。
ロビンソン・カノのプレースタイル
広角に打ち分けるバットコントロールと、年間30本塁打を期待できるパワーを兼ね備えた優れた打撃が魅力の選手です。シルバースラッガー賞5回の実績を誇ります。
守備では、守備範囲こそ広くありませんが強肩です。
長きにわたりメジャーの一流選手であり続けるベテラン選手です。
ロビンソン・カノの成績
高校卒業時の2001年にアマチュアFAでニューヨーク・ヤンキースと契約しプロ入りします。
数年間マイナーリーグで経験を積んだ後、2005年にメジャーデビューしました。この年、132試合に出場し打率.297、14本塁打、62打点、OPS.778という成績を残し、レギュラーを獲得します。
2006年シーズンは怪我の影響で出場試合数を減らしましたが、それでも最終的に122試合に出場し打率.342、15本塁打、78打点、OPS.890という高成績を残しました。オールスターゲームに初選出、シルバースラッガー賞獲得とさらに成績を向上させました。
2009年のシーズン前に開催された第2回WBCのドミニカ共和国代表に選出されました。シーズンでは161試合に出場し打率.320、25本塁打、85打点、OPS.871という成績を残しました。
2010年シーズンは160試合に出場し打率.319、29本塁打、109打点、OPS.915という成績でした。オールスター出場、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞を獲得しています。
2013年のシーズン前に開催された第3回WBCのドミニカ共和国代表に選出され、MVPを獲得しました。シーズンでは160試合に出場し打率.314、27本塁打、107打点、OPS.899という成績でした。シーズン終了後にFAとなり、シアトル・マリナーズに移籍しました。
2014年は157試合に出場し打率.314、14本塁打、82打点、OPS.836という成績でした。この年に行われた日米野球2014に出場しています。
2017年シーズン前に開催された第4回WBCのドミニカ共和国代表に選出されました。シーズンでは150試合に出場し打率.280、23本塁打、97打点、OPS.791という成績でした。
2018年はシーズン序盤にゲガで離脱し、その間に薬物規定違反が発覚し80試合の出場停止処分が科せられました。シーズン終了後にトレードでニューヨーク・メッツへ移籍しました。
2020年は新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。49試合に出場し打率.316、10本塁打、30打点、OPS.896という成績でした。シーズン終了後に薬物規定違反が発覚し1年間の出場停止処分を受けました。
処分があけた後も成績が振るわず、サンディエゴ・パドレスへ移籍し、現在はアトランタ・ブレーブスに所属しています。
2024年はメキシカンリーグでプレーしています。
ロビンソン・カノの契約、年俸
2013年に10年2億4000万ドル(約260億円)で契約しています。これは当時在籍していたシアトル・マリナーズと契約した時のものですが、ニューヨーク・メッツに移籍した時にこの契約は引き継がれています。
ロビンソン・カノは薬物違反で出場停止を受けた過去
2020年シーズン終了後に薬物検査により禁止薬物が検出されたため、1年間の出場停止処分を受けました。出場停止処分は年俸は支払われません。
2018年にも薬物違反を犯して80試合の出場停止処分を受けています。
ロビンソン・カノのグローブ
ロビンソン・カノはSSKのグローブを使用しています。
ロビンソン・カノのバット
ロビンソン・カノはSSKのバットを使用しています。
ロビンソン・カノのスパイク
ロビンソン・カノはナイキのスパイクを使用しています。
ロビンソン・カノのバッティング手袋
ロビンソン・カノはリザードスキンズのバッティング手袋を使用しています。
ロビンソン・カノのサングラス
ロビンソン・カノは100パーセントのサングラスを使用しています。