MLBのサンディエゴ・パドレスに所属しているマニー・マチャドについてご紹介します。
マチャドのプロフィール【ミスター・マイアミと呼ばれています】
マヌエル・アルトゥロ・マチャド(Manuel Arturo “Manny” Machado)は1992年7月6日生まれのアメリカ・マイアミ州出身です。両親がドミニカ出身のため国籍はアメリカとドミニカの二重国籍です。2024年現在MLBのサンディエゴ・パドレスに所属している内野手(主にサード、ショート)です。背番号は13。
マチャドのプレースタイル【乱闘多きスーパースター】
毎年ホームラン30本を期待できる大型の内野手です。主にサードを守りますが、もともとショートの選手です。ショートはあまり上手くありませんが、サードの守備はMLBでもトップクラスで、特に肩が良く三塁線からの送球は必見です。
かなり喧嘩っぱやい性格で、これまで幾度となく乱闘により退場&出場停止を受けており問題児の一面もあります。こういった経緯でMLBではヒールのような扱いをされることもありますが、マチャドは名実共にMLBのスーパースターです。
マチャドの成績
2010年のMLBドラフトで1巡目(全体3位)でボルチモア・オリオールズから指名されプロ入りします。
約1年をマイナーリーグで過ごした後、2012年にメジャーデビューを果たしました。この年51試合に出場し、打率.262、7本塁打、26打点、2盗塁、OPS.739とルーキーとしては十分な成績を残しました。
2013年にはレギュラーに定着し156試合に出場。打率.283、14本塁打、71打点、6盗塁、OPS.746と好成績をマーク。守備でも守備率.973、355補殺、42併殺と活躍しゴールドグラブ賞とプラチナ・ゴールド・グラブ賞を受賞しました。またオールスターゲームにも選出されています。しかし、この年の終盤に手術を受けたことで全試合出場とはなりませんでした。
2014年シーズンは、8月に右膝のケガで手術を受け長期離脱しそのままシーズンを終えました。
2015年シーズンは初の全試合出場を果たし、打率.286、35本塁打、86打点、20盗塁、OPS.861と昨年のケガから見事に復活。オールスターゲームにも選出されています。
2016年は157試合に出場し、打率.294、37本塁打、96打点、OPS.876と2014年シーズンに続いて好成績をおさめました。また、この年に開催された第4回WBCにもドミニカ共和国代表として選出されています。
2017年は156試合に出場し、打率.259、33本塁打、95打点、OPS.782と打率を落としますが、それでも30本塁打以上を記録しています。
2018年は本来のポジションであるショートに転向します。前半戦で打率.315、24本塁打、65打点、OPS.963と打ちまくり、オールスターにも選出されます。
するとこの年プレーオフ進出の可能性が限りなくゼロに近かったボルチモア・オリオールズと地区首位だったロサンゼルス・ドジャースの間でトレードが成立し、マチャドはロサンゼルス・ドジャース入りすることになりました。この年の最終成績は打率.297、37本塁打、103打点、OPS.905と文句なしの成績をおさめています。
2019年にFAでサンディエゴ・パドレスに移籍しました。基本的にはサードを守っていましたが、チームの正ショートのタティスjrがケガで離脱するとショートを守ることもありました。
この年は打率.256と数字を下げたものの、32本塁打、85打点、OPS.796と長打力は相変わらず素晴らしい成績を残しました。
2020年は新型コロナウィルスの影響で短縮シーズンとなりました。打率.304、16本塁打、47打点、OPS.950と好成績を残し、シルバースラッガー賞を獲得しました。
2023年シーズン開幕前に開催された第5回WBCのドミニカ共和国代表に選出されました。シーズンでは138試合に出場し、打率.258、30本塁打、91打点、OPS.781をマークしました。
マチャドの契約、年俸【史上最高額でのFA契約】
2019年にサンディエゴ・パドレスと10年3億ドル(330億ドル)で結んだ契約を、2023年に11年3億5000万ドル(約478億円)で契約延長しています。
2019年時点の契約では、米国スポーツのFA契約では史上最高額でした。マチャドの凄さを物語っていますね。
マチャドのグローブ
マチャドはローリングスのグローブを使用しています。
マチャドのバット
マチャドはローリングスのバットを使用しています。
マチャドのユニフォーム
マチャドのスパイク
マチャドはジョーダンのスパイクを使用しています。