今回はMLBのロサンゼルス・ドジャースに所属するムーキー・ベッツについてご紹介します。
ムーキー・ベッツのプロフィール【引退後はプロボウラーになると宣言】
マーカス・リン・ベッツ(Markus Lynn “Mookie” Betts)。1992年10月7日生まれのアメリカ・テネシー州出身です。2024年現在、MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属している右投右打の外野手兼内野手用です。背番号は50。
学生時代、プロボウラーを目指していた時期がありプロ入り後もボウリングを続けているという変わった一面もあります。引退後はプロボウラーになると公言しており、オフシーズンには度々大会に出場しています。2017年の大会ではパーフェクトゲームを達成しています。
ムーキー・ベッツのプレースタイル【歴史に残る名選手】
ムーキー・ベッツを一言で表現すると「完璧な選手」「5ツールプレイヤー」といった言葉が当てはまるでしょう。
次の成績のところでも紹介していますが、走攻守全てにおいてMLBトップクラスの成績を残して続けている選手です。
2015年〜2018年まで4年連続で20盗塁以上を記録する走力。6度のゴールドグラブ賞を受賞する守備力。
打撃身長175センチ、体重81キロとメジャーリーガーとしてはかなり小柄な部類に入りますが、例年30本前後の本塁打を記録するほどのパワーもあります。
ムーキー・ベッツの成績
2011年のMLBドラフト5巡目(全体172位)でボストン・レッドソックスに指名されます。2年マイナーリーグで過ごした後、2014年にメジャーデビューします。
2015年からレギュラーに定着し、2016年には打率.318、31本塁打、113打点、26盗塁、OPS.897を記録し、シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を受賞し、オールスターにも初選出されました。
2018年には打率.346、32本塁打、80打点、30盗塁、OPS 1.078を記録します。この年リーグMVP、首位打者、ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞と数多くの表彰を獲得します。
2020年にトレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍しました。この年は新型コロナウィルスの影響により短縮シーズンとなりました。55試合に出場し、打率.292、16本塁打、39打点、10盗塁、OPS.927と好成績をおさめました。シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞を獲得しています。
2022年は142試合に出場し、打率.269、35本塁打、82打点、12盗塁、OPS.873と好成績をおさめました。シルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞の獲得、またオールスターゲーム選出を果たしています。
2023年シーズン前に開催された第5回WBCのアメリカ代表に選出されました。シーズンでは152試合に出場し、打率.307、39本塁打、107打点、14盗塁、OPS.987をマークしています。この年からショートとセカンドを守る機会が増え、シーズン終了後に来季から正式にセカンドにコンバートされることがチームから発表されました。このコンバートはチーム事情によるもので、元々ムーキー・ベッツが守っていたライトにジェイソン・ヘイワードなどの他の選手を置くことで、チーム全体としての戦力が上がると判断されたためです。ムーキー・ベッツは元々マイナー時代に内野としてプレーすることも多かったですし、これまでにも内野でプレーしたいという希望をチームに出していたそうです。
ムーキー・ベッツの契約、年俸
2020年にボストン・レッドソックスからロサンゼルス・ドジャースにトレード移籍し、同年7月には12年総額3億6500万ドル(約391億円)で契約しています。
この契約はマイク・トラウトが2019年に結んだ12年総額4億3200万ドル(約479億円)の契約に次ぐ、史上2番目に規模の大きい契約となりました。
ムーキー・ベッツのグローブ
ムーキー・ベッツはウィルソンのグローブを使用しています。
ムーキー・ベッツのユニフォーム
ムーキー・ベッツのバット
ムーキー・ベッツはビクタスのバットを使用しています。
今回は日本で購入できるベットの中でデザインの近いものを紹介します。
ムーキー・ベッツのスパイク
ムーキー・ベッツはスパイクはジョーダンを使用しています。
日本だとジョーダンはバスケットボールのイメージがありますが、メジャーでは一部ジョーダンを使う人がいます。
ムーキー・ベッツのバッティング手袋
ムーキー・ベッツはバッティング手袋もジョーダンを使用しています。国内での取り扱いはなかったです。