今回はMLBのヒューストン・アストロズに所属しているジョシュ・ヘイダーについてご紹介します。
ジョシュ・ヘイダーのプロフィール
ジョシュ・ロナルド・ヘイダー(Josh Ronald Hader)。1994年4月7日生まれのアメリカ・メリーランド州出身です。2024年現在、MLBのヒューストン・アストロズに所属している左投左打のピッチャーです。背番号は71。
ジョシュ・ヘイダーのプレースタイル
球種はほぼフォーシームとスライダーのみで、投球の約80%がフォーシームです。最速160キロの速球をややサイドスロー気味な変則フォームから投げるため、打者からみると浮き上がるような軌道にみえるようです。
奪三振能力の高さが魅力で、例年リーグ上位の奪三振率を記録しています。またコントロールも良いことから、四球で崩れることもありません。
クローザーをつとめていますが、最終回以外の登板やイニング跨ぎをすることも多く、登板数よりも投球回数が多いことが特徴です。
試合のどの場面でも登場し、フォーシームとスライダーの2球種で奪三振を連発するという、とてもかっこいい選手です。
ジョシュ・ヘイダーの成績
当時高校生だったジョシュ・ヘイダーは2012年のMLBドラフト19巡目(全体583位)でボルチモア・オリオールズから指名されます。
2013年にヒューストン・アストロズへトレードされます。その翌々年の2015年にはミルウォーキー・ブルワーズへ再びトレードされます。
短い期間に2度トレードされていますが、その間もマイナーリーグで好成績を残し続けており、決して結果を残せなかったというわけではありません。
2017年にメジャーデビューし35登板、2勝3敗、12ホールド、68奪三振、奪三振率12.8、防御率2.08、WHIP0.99と好成績を残します。
2018年は55登板、6勝1敗、21ホールド、12セーブ、143奪三振、奪三振率15.8、防御率2.43、WHIP0.81と2年連続で好成績を残しました。複数の試合を跨ぎ、連続する16アウトを全て三振で記録したり、左の救援投手として歴代最多の奪三振数を残すなど、派手な活躍もあり、オールスター出場と最優秀救援投手賞受賞を果たします。
2019年はクローザーとして起用され、61登板、3勝5敗、6ホールド、37セーブ、138奪三振、奪三振率16.4、防御率2.62、WHIP0.81という成績を残しました。2年連続で最終救援投手賞を受賞しました。
2020年は新型コロナウィルスの影響で短縮シーズンとなりました。この年は21登板、1勝2敗、13セーブ、31奪三振、防御率3.79、WHIP0.95という成績でした。
2022年シーズン中のトレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍しました。この年は全体的に成績がふるわず56登板、2勝5敗、36セーブ、81奪三振、防御率5.22、WHIP1.28でした。
2023年シーズンは本来の調子を取り戻します。61登板、2勝3敗、33セーブ、85奪三振、防御率1.28、WHIP1.10を記録しました。自身5度目のオールスターゲームに選出されています。オフにFAとなりヒューストン・アストロズへ移籍しました。
ジョシュ・ヘイダーの契約、年俸
2024年にヒューストン・アストロズと5年総額9500万ドル(約138億円)で契約しています。
ジョシュ・ヘイダーのグローブ
ジョシュ・ヘイダーはローリングスのグローブを使用しています。
残念ながら日本では取り扱いがないため、タイプが近いザック・グレインキーモデルのグローブを紹介しておきます。
ジョシュ・ヘイダーのスパイク
ジョシュ・ヘイダーはアンダーアーマーのスパイクを使用しています。